代表取締役
桑原 敏広
弊社は、長岡市小国町で地域工務店として営業させていただいています。創業者の父から受け継いだ私が2代目です。木造住宅の新築と改修(リフォーム)、そして建てさせていただいた家の保守・点検などの「家守り」が主な仕事です。自社加工場を持ち、大工の技術を生かした和風建築を得意としてきました。ところが、営業力に劣るためハウスメーカーに苦戦し、いつしかハウスメーカーと同じ家をつくるようになっていました…。
しかし現在は、「工務店はハウスメーカーの真似ではなく、彼らにできない技を見出しながら、独自の設計・施工力を持つべきと考えています。」すべてを工業化に頼ることなく、自然素材や無垢の木をバランスよく使いながら、職人の手仕事も残した住まいづくりです。工務店の住まいづくりは、流行を追うことではなく、ある部分では変わらずに定番(スタンダード)であるべきと考えます。そうしたやり方で、10年経ったら違いのわかる・愛着に応えてくれる家をつくりたいと考えています。
「いい家」には、自然エネルギー・自然素材・断熱材等もろもろ必要ですが、何と言っても、「心豊かな暮らしを実現できる空間」を創り出せるプランニング力・設計力が不可欠です。今や、住宅という「もの」をつくることだけが工務店の仕事ではなく、住まいづくりという「こと」を大切に考えた、プランニング力・目利き力・工事施工力を重視しています。
桑原建築の家は、「光と風」に特化した「自然を感じ気楽に暮らせる長持ちの家」です。それに共感していただける方との出会いを求めています。これまでも、これからも、プランニング・設計にたくさんの時間をかけて練りこんで練りこんで・・・そしてお引渡し後は「家守り」をする工務店として、地域に根ざしていきたいと考えています。オンリーワンの工務店を目指して。